ちょっと前にプロフィールにある好きなものについて語るDAYSに突入といいながら 増村監督の事だけしか書けませんでしたねー。 今日はデレクジャーマン監督。
1994年エイズでお亡くなりになったイギリスの映像作家。 無駄な台詞をとことん廃し、映像だけで見せる作風は力強くそして美しい。 遺作となった「BLUE」は、監督自身の視力低下もあり 映像は全く無く全編を通して画面にはただ一色。青青青‥‥。 エイズで死ぬという事を鮮烈に私たちに突きつける。
えー、今日某所でデレクジャーマン監督についてちょこっと書いたので こちらにも掲載してみますねい。
BLUEで泣いた話です。 先日対訳を読みながらサントラを聴いておりました。 (聴き比べた事は無いのですが、映画と同じ内容が収録されてるっぽい) 全編通して触れたのは数年ぶり。
ラスト近くで流れる詩 〜死ぬほど美しい少年 きらめく夏 少年の足にまつわる ブルージーンズ 虚ろな瞳に宿る恍惚 キスしておくれ くちびるに 目に〜 うわー、涙ぽろぽろ。自分でも意外でした。 初めて観た時よりも年をとったせいなのかなぁ?
で、先週ビデオやら書籍やらを見直していました。 「ラスト・オブ・イングランド」という書籍のなかに 購入当時読んでいて一番印象に残った一節を見つけました。 〜見つめていたのは彼の青い瞳であって、ブルージーンズのふくらみではなかった〜 前述したBLUE泣きポイントと呼応する部分もあってちょっと面白かったです。 無意識下で思い出していたのでしょうか。 記事URL by MARk SURUMe カルチャー ▼/▲ |